マドリードからリスボンへ

昨日(8月23日の日曜日)からリスボンに来ました。9月1日までいます。次はまだ未定。
マドリードからリスボンへは、寝台夜行列車という手があり、電車好きにはかなり魅力的だったのだが、子連れの体力消耗を考えると頭がクラクラするので結局一番簡単なフライトに落ち着く。イベリア航空で飛んだが、最近は大手の航空会社でもチェックイン荷物代がかかるようで、1つにつき30ユーロもとられた。近距離フライトなので、荷物がない場合に安くなるようにということらしい。前もって予約すると半額で済むので次からは覚えておこう。未確認だけど、格安チケットサイトで取っても、あとでイベリアのサイトに行ってフライトナンバーを入れればそこで荷物代が払えるとかじゃないだろうか。
マドリードの空港のプレイルーム
ターミナル4だったかな。空港の子供用プレイルームがめっちゃ充実していて1日いたいくらいだった。ボールプールの他にも、まー素敵なおもちゃがたくさんあった。子供用トイレまであって、こんなに充実したプレイルームは見たことがない(田舎者)。
灼熱のマドリードからきたせいか、8月終わりのリスボンは思ったより涼しい。天気も変わりやすい。半袖でも長袖でもOKな、いかにもなヨーロッパの夏だ。夕方はちょっとはおるものがいるくらい。街の印象は、「200年前は立派だったんだろうなあ」。昔のまま変わらない、少し廃れて古びた感じがリスボンらしさなんだと思う。
リスボン
わかっちゃいたけど、みぎを向いてもひだりを向いても坂だらけ!一体どうやって、いや、どうしてこんな坂だらけのところに街を作ったのか。名物のトラムが走っている姿はとても絵になる。旧市街部分は完全に観光地で、トラムに乗っているのも半数以上は外国人。夏はシーズンということもあるけれど、それにしてもツーリストだらけだ。ポルトガル人も今頃どこか違うところを旅行をしているんだろうな。
お魚あげたのリスボン
予想通り、ご飯が美味しい。中心地の広場沿いにある、いかにも観光客向けのレストランで適当にチキンなんかを頼んでも美味しいものが出てくる。今まで3回外で食事をしたがハズレが一回もない。私たちは、あえてど真ん中から少しそれた所にアパートを借りたのだが、近辺には美味しそうな地元の食堂が何軒かならんでいる。これはその一つで食べた、素朴なご飯と小魚(アジかサバか)のフライ。ご飯もピクルスのようなものと煮てあって美味しい。味付けは日本食に近い。お魚をよく食べる国。スーパーで見るお魚もアジやサバ、タイにタラ(干したやつ)と日本とさほど変わらない。着いてタクシーから降りて最初に迎えてくれたのは、魚を炭火で焼く懐かしい匂いだったほどだ。
おさかな食べる
食わず嫌いばかりでなかなか色々なものを食べてくれず、私を悩ませるネナたんがなんと、この魚を見て手に取りモグモグと食べ始めた。かなり美味しいみたいで、次々と。こんなに栄養のあるものを食べてくれて神様ありがとうございます!と思っていると、調子にのって食べ過ぎてのどにひっかかったみたい。ゲホゲホとやり始めた。骨は全く感じないサクサクぶりだったのに、2歳に満たない子には少々レベルが高かったらしい。
おえええーとやり始めたのであわててレストランを出て、道の角にいって背中をさするとせっかく食べたお魚を全部はいてしまった。するとすっきりしたみたいでまた元気になる。着替えを取るのにお店に裸ん坊のまま入れなければならず、それでなくともさっきまでフォークナイフにコップを触りまくり、触るなと言っても聞かずに怒っていて迷惑かけまくりだったのに…それなのにお店の人や、となりのお客さんたちも暖かい。
そんなこんなで、魔の2歳児に近い子連れの街歩きはハンディだらけである。
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ベビーカーに乗ってじっとしていてくれるときは良いんだけど、いつもそういうわけにはいかない。
だっこしろ、とうるさくて坂だらけの道をずっとだっこしてあるかないといけないこともある。かと思えば、歩きたい、とうるさくて目的の方向とは全く別のほうへ歩き出す。
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あるときは、道の真ん中にある緑の棒に恋したのか、ハグしまくる。
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やっと柱が飽きたと見えたのに、今度はとなりにあった石に座って動かない。仕方がないので、一緒に座って、道行く車に手を振ってみる。バスや普通の車、観光用のトゥクトゥクなどが絶え間なく通り、時々ちびっこに気づいて手を振り返してくれる。気付かれないとしょんぼり。もう少し坂を登ってお城を見に行こうとしていたけど、チビ連れの旅だしお城なんかみなくてもいいのだ。
時々こうして発想を変えると楽しくやれる。でも、全くきかない2歳弱児の相手24時間は疲れる。もう行くよー!本当に行っちゃうよー!と言っても全く聞くそぶりもなく、あさっての方向に歩いていく後ろ姿を見て、いっそのことリスボンにおいていこうと思うこともあるし、子供なんかいなければよかったと思ってしまうこともある。たぶん子育てって忍耐力の訓練だ。生まれてこのかた一番大変な時期に、なにが悲しくて旅をしているのかと思うこともあるけれど、家にいても旅してても大変なのは変わらない。どんな時期もあとで振り返れば良い思い出になるのが普通だし、記憶のバックグラウンドがそれぞれ違う街というのも悪くない。
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毎日ハプニングの連続で本当に大変なことばかり。でも、彼女は彼女なりに楽しんでいるようす。親のやりたいこと。。。まぁ、お腹空いたから食べたい、とかあっちに坂があるから登りたい、とかどうでもいいことなんだけども、あっちだけじゃなくてそっちにも坂があるし。。。それからネナたんのやりたいことの真ん中を上手にとってやっていくのが理想。この旅は今までのどんな旅とも全く違うものになりそう。って今日のことを書いてる時点ですでにいい思い出になっている。