バカリャウアブラスを作ってみた

ポルトガルにいるうちに、バカリャウ(干し塩鱈)を使って何か作ってみたかった。ハードル低そうで、あとで家に帰っても再現できそうなポルトガルの定番家庭料理、バカリャウアブラス(Bacalhau à Brás)を作ってみることにしました。いわば、塩ダラと玉ねぎ、ジャガイモの卵とじ。
まずはそこらへんの食堂で食べてみました。上の写真がそれ。タラの塩味がちょうど良く残っていて、のっぺりした味を生み出しそうな周りの卵とジャガイモの間でバランス良く主張していて美味しい。黒オリーブと一緒に食べると風味がアップ。卵は半熟。優しく素朴な味わいで、ジャガイモもたっぷりだし、お腹が空いているときにピッタリです。
さて。作り方をyoutubeで調べて、自習。



下記の材料は、ポテトチップスの裏に書いてあったもの。グラムとかはよくわかんないのでその辺は目分量でやりました。袋の裏の作り方は下のものとちょっと順序が違ったのですが、ビデオの方も参考にしつつ、袋の裏も無視せずな感じで残しました。
ビデオのうちのひとつが、卵を泡立ててから使ってますが、ネットで他にレシピを調べてみても、泡立てる人もあるみたいです。ふわっと半熟になるのかな。
それにしても、オリーブオイルのなみなみっぷりが半端ない!ポテトも油で揚げてあるというのに。でもこんなにたくさん使っても、なんかしつこくないんです、不思議。にんにくたっぷり、もポルトガル料理らしい。にんにく大好き。

材料

あ、大事な卵を写真に入れるの忘れた。
IMG_9338

  • ローレルの葉 2枚
  • バージンオリーブオイル 大さじ3
  • バカリャウ 450グラム
  • 黒オリーブ 5グラム
  • 細いフライドポテト(ポテトチップス) 350グラム
  • 白コショウ 少々
  • にんにく 10グラム
  • パセリ 5グラム
  • 卵 6個
  • 牛乳 50ml
  • 玉ねぎ 100グラム

作り方

  1. バカリャウを水で戻す。48時間。
  2. 戻したバカリャウの皮と骨を取り除き、細かくする。
  3. 玉ねぎは薄切り、にんにくはみじん切りにする。パセリもみじん切り。
  4. 卵をとき、牛乳、塩コショウをしておく。
  5. オリーブオイルで、玉ねぎ、にんにく、ローレルの葉を炒める。
  6. バカリャウを入れて火を通す。
  7. フライドポテトを入れてざっと混ぜ、卵液を入れる。パセリのみじん切りも入れて、弱めの火で半熟にまとめる。
  8. お皿に盛り、上から黒オリーブ、パセリを乗せてできあがり。

IMG_9342

作ってみた感想

やっぱり、市販のポテトチップスをお鍋に入れてかき混ぜるっていうのが、ちょっと衝撃的でした!もちろん自分で作ってもいいのですが、家で作るときはスーパーで買う人が多いみたいです。なんせ、バカリャウの近くにこのチップスがおいてありますから。
バカリャウは、ホールのでーっかいものも売っていて、お店でカットしてもらって買えるのですが、旅行者にはちょっと大変な買い物なので、袋に入ってる細切れ的なものを買ってきました。
IMG_9333
どんな味かちょっぴりかじってみたところ、めちゃくちゃ塩辛かったです(当たり前)。骨と皮はとってあるもので、身も薄いので、48時間も水につける必要はないと思い、代わりに24時間くらいつけてみました。冷蔵庫に入れ、途中で何度か水を替えました。前日のお昼につけて、作る当日(夜作った)の昼ごろちょっと食べてみると、塩がかなり抜けちゃっていたので、その時点で水だけ切っておきました。
パセリのことをポルトガル語ではSalsaというのがびっくり。サルサってソースのことです。前にパセリが買いたくて、小店で「ペレヒルありますか?」と聞いたところ、「ピリピリのことかな?」(なにそれ?)と言われたのですが、まさか全然違う名前でしかもサルサっていうとは。今となってはピリピリとは、唐辛子(のソース)だということもわかったし、おかげでパセリの名前も覚えました。
作ってる途中の写真も撮っておけばよかった!

肝心の味ですが

ポテトチップスで作った!という衝撃が頭から離れず、美味しかったは美味しかったのですが、スナック的感覚が抜けませんでした。塩ダラの戻し方は、シンプルな料理であるがゆえ難しいらしいのですが、もうちょっと塩分を残して戻したら、もう少しインパクトのある味になったかなぁ。割とぼんやりした味に仕上がったので。保安官は、美味しい、またぜひ食べたいと言っていました。
作った日はポルトガル最終日で翌日早朝に出発の日。夜中まで準備をしていて、お腹が空いたので、残っていたバカリャウアブラスをたべたのですが、なんだか時間がたってからの方が美味しかった!味がしみているのか、できたてより味がしっかりしていました。塩ダラの食感、コクのある味がとても美味しい。時間が経ってからのほうが、それぞれの材料の味がしっかり際立っていました。家(どこ?)に帰ったら、何か代用を使ってまた作ってみたいです!