サン・セバスチャンから巡る小さな街:ゲタリア編

保安ママが到着して以来、保安官の誕生日があり週末もお出かけ続き。さらに家にいる時間は、私は今後の予定を決めたり宿探しなどで寝る間も惜しんだ数日間でした。毎日ぼさっと遊びながら楽しく生きていると思われていると思いますが(その通りなのですがw)こんな生活もそれはそれで忙しく、なかなか大変なのです。
バスク地方滞在も残り数日を残すのみ。ビルバオやサン・セバスチャンのこともかきたいこといっぱいありますが、ひとまず置いといて、週末行ってきた近辺の街々について。私はどこに行くのかも知らずに、保安官の運転する車に乗ってただけなので、あとで色々調べてみて、え!そうだったのー◯◯すればよかったーというのもいくつも出てきましたが。いつもそんな感じなのでうん、まぁいいんです。暮らしだし、子連れだし。
情報的なことは他に書いてる人がいっぱいいるので、街について調べに来た人は他のところへどうぞ。食べある記です。まとめようと思いましたが、長くなってしまったので、街ごとにわけました。

ゲタリア(Getaria)


サンセバから左、っていうか西方面に車を走らせると20分ちょいでついてしまう小さな港町。途中にこちらも良いらしいオリオ(Orio)って村もあってちょっと迷ったけどこっちへ。ここまで車を走らせてきた窓から見える海岸線は本当に美しかった。バスク地方には海だけではなく低い山も多く、肥沃な土地に雨の恵みがあることもあってか緑も深い。青とのコントラストがなんだかほっとする景色で清々しい気持ちになります。
IMG_20150919_141933
車を降りた途端、魚を焼く美味しそうな匂いが漂ってきて、もうお腹はペコペコ。街にはきれいなビーチがあって、隣は漁港になってました。この日は暑かったし、この辺の海は暖かめなので水に入っている人もちらほら。
街を散策することもなく、ビーチわきをブラブラして目に付いたレストラン2つのうち片方にまっすぐ入店。今日のメニューのうちから3皿選んでドリンク付き、26ユーロくらいだったかな。観光地プライス、感覚的にはちょっと高め。アサリの滋味がきいて優しい味わいの1皿目。アサリと一緒にインゲン豆、モロッコインゲンが私の大好きなアーティーチョークと一緒に煮込んである。アーティーチョークはこの辺の名産なんだそう。
IMG_9752
メインはロダバージョ(Rodaballo)のグリルにしてみました。あとで知ったのですが、ゲタリアのロダバージョはピカイチ美味しいんだそうで。カレイの一種で英語だとTurbot。あっさり白身のお魚のイメージで、イマイチぴんとこなかったのですが。お店の人にオススメのお魚で、と頼んでよかった。
IMG_9758
これがやばーい。激ウマでした!!涙(見た目はあれですが)
エンガワの部分も骨から丁寧に取り除いて、ほっぺのところもほじくり出し、余すことなくいただきました。身を取り分けてくれちゃうようなちゃんとしたレストランに入らないでよかった。笑 オリーブオイル、にんにく、ちょっとのパセリでこんがりと焼きつけてありました。ゼラチン質たっぷりで良い具合の脂乗り。あぁ書いていて今また食べすぎる。
ちなみに義母は私と全く同じ。保安官は、1皿目にバスク地方の料理、マグロ(またはカツオ)とジャガイモのあっさりしたトマト煮、マルミタコ(Marmitako)をチョイス。メインはチピロネス(小さいイカ)の墨煮と白いご飯、とあったので煮たものの横に白いご飯が乗ってるイメージで頼んだのですが、ご飯も一緒に煮込んである真っ黒なスープみたいのが出てきてびっくり。見た目通り、ぶるぶるぶるってして上にあがっていくようなパワーがガツンとくる味でした(意味不明)。でもこちらも塩味はあっさり。
IMG_9754 IMG_9756
デザートはバスク風ケーキ。中にカスタード的なものが詰まって外はクリスピーで甘さ控えめ。まぁ普通。なんせロダバージョのインパクトがすごかった。次からメニューで見かけるたびに頼むことにする。と思って他でも頼んでみましたが、こちらの美味しさの方が上でした。
IMG_9759
ネナたんは食事が終わると、店の端っこで他にいた子供たちと遊び始めました。オープンテラスになってるスペインのレストランには子供がたくさんいて、そんなこともよくあるので親子連れでもほんとうに気楽です。しかもお店の人が、アイスのおまけのおもちゃをみんなにひとつひとつくれてた。そしてなんと、トイレには珍しくおむつ替えの台がついていました。素晴らしい。
Itxas Etxe(漁港のとなり)
ウェブサイトなし、トリップアドバイザーのページ
街の名前も知らずついて行っただけなので、もちろん全部あとで知ったことなのですが、この街にはミシュラン星付きのレストランなんかもあるらしく丘を登って街を歩けば、ピンチョスが食べられるバルが並んだ道なんかもあるらしく、さらにアンチョビが名産だったりするそうです。

キッチンドリンカー中
キッチンドリンカー中

それから、バスク地方の発砲白ワイン、チャコリの産地でもあり。何本か飲み比べた結果、キリっと辛口、私のお気に入りのチャコリに出会いそれ以来他を試せなくなってしまったこれ。ゲタリアのチャコリだった!また美味しいお魚を食べにチャコリを飲みに訪ねたい街になりました。
…続く。