サルデーニャ名物のカラスミ、ボッタルガでパスタを作ってみた

青い海、白い砂浜のあるサルデーニャに到着しても、まずはビーチにもいかずマイペースに食からとりかかりました。たった2週間の滞在では食べきれないほどのおいしいものがある島ですが、そんな中でもまずは日本人ならこれ、サルデーニャ島のカラスミ、ボッタルガ(Bottarga)を入手。定番のパスタにして食べたかったので、丸ごとのものと、粉末になったものと両方買ってきました。パスタにするなら粉末状の方が断然便利です。料理をするべくネットで自由研究開始。お湯をわかし、みじん切りのニンニクを油でじわじわとやり始めた頃。
ふと庭に目をやると、大家さんが何かの用事でちょうど来ていて、イタリア語が割とできる義母とおしゃべり中でした。さりげなく参加すると「うちの嫁は料理が好きなのよ」という話に流れていき、実はこれからボッタルガのパスタを作るところで…というと、なんと、ご親切にも作り方を教えてくれるというではないですか!いつも良い子にしていてよかった!
開きっぱなしのパソコンからレシピの検索結果を見ると、「どれもこれも全然だめー違う違う!」とおっしゃる。いやぁ心強い。
「レストランでもボッタルガのパスタは、ボッタルガだけを使ったものがよくあるけれど(英語の検索結果はほとんどこれでした)、味が強いからトマトと一緒に和えるのをお勧めするわ。」
と、冷蔵庫にあったミニトマトを細かく切り始めました。フライパンにあったにんにくみじん切りとオリーブオイルを
「これはもう加熱してあるのよね?」
と言いながらボウルにあけトマトと混ぜ、そこにもう少しオリーブオイルを足しました。その中へボッタルガの粉末状を入れて混ぜ混ぜ。一袋が100グラムほどで3分の1くらい入れていたので、30グラムくらいかな。割と少なめなんですね。
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「このソースで3人+赤ちゃん分で250グラムくらいのパスタがあればいいわよ。」
と家主のシルビアさん。義母だけ笑顔でカメラ目線なのがなんかムカつきますがww
(余談:サンセバスチャン〜サルデーニャのあたり10日ほど義母が来てましたが先日帰りました)
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この状態で翌日まで冷蔵庫にしまっておいて味をなじませる家庭もあるそうです。そうすることによってボッタルガの癖がなくなってまろやかになるとか。でもすぐに作ることももちろん可能だというので、そのまま作ってみました。
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パスタはスパゲティがいいとのことで、さっき買ってきたサルデーニャ産のスパゲティをゆでることに。って袋の裏に日本語かいてあった。普通に輸出されてるんだ。ひょー。イタリアと日本ってつながり濃いですね。好きな人がたくさんいるんだなぁと。今までイタリアって完全にスルーしてたので、全然知らなかったです。レシピとかググっても日本語の検索結果が異常に多くて!!ブログとかもめっちゃ多いですねー。ってまた話それましたが。
借りてるおうちは普通のイタリア人のお宅なので、スパゲティを茹でる長くデカイお鍋なんかもあって嬉しい。「たっぷりのお湯で」ってこういうことなんだ!と初めて身をもって知る。まじで鍋がでかいんだもん、全くたっぷりだわ。しかもザルがセットでき、すぐ水を切れるという代物。この島もまぎれもないパスタ大国イタリアの一部であります。

シルビアさんに教えてもらった作り方続き

①まさにたっぷりのお湯に、塩もたっぷり目に入れる。ボッタルガを少なめに使っているのでお湯に塩味をつけちゃっていいんだそう。キッチンにサルデーニャの辛い粗々な塩が置いてあったのでそれを利用。
②パスタが茹で上がったら、茹で汁をお玉1くらいとって、先ほど作ったトマトの入ったからすみオイルソースと混ぜる。ソースは加熱せず、お湯を切ったパスタをお鍋に戻しその中に直接入れてよく混ぜ混ぜするだけ。
③出来上がり。好みで上からボッタルガをかけて。
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ボッタルガの粉だけを口にいれると、なんだかカビ臭いような、なんとも微妙な味なのですが、これがオリーブオイルと絡み合うと絶妙な珍味になるのです。まさに想像した通りの味がするパスタです。たらこスパゲティの味わいと似ているけれど、その深みを増し増しに昇天させるとこうなるな。確かにボッタルガだけだと強すぎるかも。甘いミニトマトと良くあってちょうど良い感じ。上から少しだけボッタルガを振りかけた方が私は気に入りました。ちなみに後日、普通のトマトで義母が再チャレンジしましたが、ミニトマトの方が美味しい!
レストランでも何度か食べてみました。アサリのボンゴレに、申し訳程度にボッタルガがかかったメニューを多く見かけます。外でも美味しいけど、やっぱり家で作った方がたっぷりボッタルガを使えて良い!それに、イタリアではパスタは、プリモピアットといってメイン料理の前のお皿なので、レストランだと量が少なめ。家でがっつり食べたいっ。笑 ちなみにホールボッタルガの方はスライスして食べるのですが、ねっとりとした芳醇な味わいでやばいこれ、白いご飯でも食べれますね。。。
このパスタ、ハマる人の気持ちがわかります。私は、毎日でもたべれます。たらこスパゲティって誰かがこのへんから真似したんじゃないのかな。本当の逸話はここにあるけど、実はキャビアの缶詰ではなくて本当はカラスミだったんじゃないの。ボッタルガは「サルデーニャのキャビア」と呼ばれるらしいし。それにしても、サルデーニャには食べたいものがたくさんあって困っています。あ、ウジ虫チーズだけはもし見かけても絶対に食べませんけどね!

7 thoughts to “サルデーニャ名物のカラスミ、ボッタルガでパスタを作ってみた”

  1. お義母さん、しっかり拝見したかったので、なんか嬉しいー(笑)
    それにしてもスパゲティ、美味しそうすぎてヤバイですね、、、
    私は加熱したトマトが大好きです(^^)
    どうゆう料理が加熱トマトに一番合うのか、もっと探したいです!
    私も本当に食べる事が好きで好きで、めちゃくちゃ食べるのでいつもみんなに驚かれるし、みんなでご飯食べに行ってもだいたい足りません。
    そんなんしてたら、半年前から6キロも太ってしまってかなり落ち込んでいますが、胃はどうしても大きいままで、本当に悩んでいます(;o;)
    とんちゃんさんは全然太りませんか?
    食べたい、けど痩せたい、永遠のテーマですね、、、
    外国人ってあんな食生活でも(一般的な方々の意味です)全員が太ってるわけじゃないから、いつも不思議で仕方ないてす(。>д<)

    1. あはは、お義母さんこんなんでしたw
      スパゲティ美味しそうでしょ〜!ミニトマトってとこがまたいいですよね。Yukoさんは加熱したトマトが好きなんですね。加熱したというと、ソースみたいな感じですか?それとも焼いたトマトが美味しいみたいな?イギリスの朝食で焼いたトマトってよくでてきますけど、焼くと甘みがまして美味しくなりますよね。加熱トマトにどんな料理が合うかってまた面白い追求ですね!そういうの大好きです。
      私は、実は産後太りが全然治っていなくて肝っ玉母さんまっしぐらです!!笑 昔は痩せすぎでみんなに心配されたもので、食べるのが大好きなのに少し食べては胃痛に悩まされていたのですが、今やいくらでも食べられるデブの健康体です。太った状態からそれ以上太りもせず、痩せもせず現状維持しています(苦笑)。そしてそこ!私もすごく気になってたんです。イタリア人って朝食に甘いものを食べるらしく、巨大スーパーでも2列ぐらいずっと甘いものコーナーがあるんです。さらに、周知の通り、パスタ大好き国民で、パスタもまた尋常でないコーナーのでかさです。なのに太ってる人を全然見かけない。。。イギリスなんてひどくて、北のほうにいけばいくほどデブ祭りです。一体この差はなんなんだろう。。。
      お互いいくら食べても痩せられる方法を見つけたいですね!!胃下垂(どうやって!?)になるか基礎代謝をあげるしかないですかね。。。

  2. やっぱりそうなんですね!
    ただの若さで太らないってわけでもなく、地域もあるんですねー本当に謎、、、
    ドイツにいた時に、スーパーでみかける老人のお客さん、カゴの中身を見ると、ジャガイモ、甘いヨーグルト、チョコ、、、脂肪ばっかりで、こんなんでも長生きできるんだ、と目から鱗で、せこせこ食べ物に気を使うのがアホらしくなった覚えがあります。でも多分、根本の身体や筋肉などが違うから、同じことを私がしていくと病気になってしまうのでしょうけど、、、
    私のもっぱらの悩みは、満腹になったから食べるのをやめるのではなく、もはやそれではやめれなくなっていて、本当に自分で「ここでストップ」と意志を働かせないとやめれなくて、、、
    満腹中枢はどこへやら、完全に壊れてるみたいなので、このままいけばデブデブまっしぐらです(泣)
    なぜ自分が加熱したトマトが好きなのか分からず、でもそこまでレシピも知らないので、タコとニンニクで炒めるか、卵と炒めて中華風にするか、他の野菜とグリルするか、くらいしかしたことありません!
    私は、好きな食べ物は何?と聞かれたら、「ニンニク!」と答えるほどニンニク好きですが、生憎日本はそこまでニンニクに寛容でないし、仕事していてしかも営業なのでニンニク臭には気を使っているので、週末しか食べれないのがストレスです、海外は日本より気にせずニンニク食べてるので羨ましい(*^▽^*)
    ということで、長々とすみません、返信嬉しかったです!
    また料理の記事も楽しみにしています(“⌒∇⌒”)

    1. それすごくわかります!こんなんでも長生きできるんだ、ってアホらしくなりますよね。アルゼンチン人の食生活を見ていて私もにたようなことを思ってました。でも確かにYUKOさんの言う通り、私たちが同じことをすると病気になってしまうのかもしれませんね。食事よりも、ストレスの方が病気には良くないのかなあ。好きなものをちょうど良く食べて幸せに生活するのが一番なのかもですね。そういう風に自然にできたらいいな。スコットランド人はデブが多かったので。お天気も悪いし、冬は日照時間が少なく鬱になる人も多くて、食事も悪いけど、ストレスがやっぱりあると思います。
      そういえば加熱したトマト、卵と炒めて中華風、で思い出しましたが、トマトと卵の中華風スープ美味しいですよね!一時期はまってました。たことニンニクというのはやったことないですが美味しそうです。日本のトマトも美味しいですが、イタリアのトマト甘くて美味しいです!アルゼンチンのトマトは硬くて青くて味がないのが多いので、特にそう感じるのかもしれませんが。
      私もニンニク大好きです!!確かに、日本だとニンニクをすごく気にする感じがありますよね。人と人の距離が短いからなんでしょうか。
      いえいえコメント大歓迎です!嬉しいです。ありがとう。^ ^

  3. やっぱり子育ては本当に大変なのですね!
    私は今32歳、結婚3年目ですが子供なし。
    そろそろ子供欲しいです~!
    結構バリバリ働いてるので、結婚しても自分の生活が楽しくて、主人もゆるいので本当に過ごして、気付いたら3年もたってもう33歳が目の前!
    そろそろ真剣に考えなければ(。>д<)
    本当に是非一度お会いして、美味しいものを食べながらお酒を交わしたいです(*≧∀≦*)
    ちなみに、たことトマトですが、たことミニトマトをバジルとニンニクで炒めたものです!
    簡単で美味しいですよ\(^-^)/
    ではまたブログ楽しみにしています(^_^)v

    1. 子育て大変ですが、いろいろ学ぶところや笑えることも多くて、楽しくやっています。私はずっと子供嫌いと信じて生きてきたので、意外です。笑 けど子供嫌いだった友達も自分に出来ると皆楽しんでいます。
      33歳まだまだ若いです!でも私も30そこそこの時、一番焦っていた気がします。結局自分は妊娠した時は37歳でしたよ。周りに40過ぎて産んでいる友達もたくさんいますよ。私もできればネナたんのために兄弟姉妹を作ってあげたいので、43歳までは行けそうだなーと思っています。私は今年大台に乗ったのですが、全く自覚がありません!笑 YUKOさんといつかお会いできる日が来ても、同い年感覚でいますのでよろしくお願いします。笑 ちなみに日本のどこですか?また年末ごろ日本に行きます。メルアド普段使っているものなら今度メールしてみますね。
      たこトマト、今度是非作ってみますね!美味しそう!

  4. わー!是非お会いしたい(*≧∀≦*)
    メルアドばいつも使ってるメルアドです!
    是非メールして下さい(*^▽^*)
    ちなみに住んでいるのは奈良で、出没は大阪です(笑)
    関西ですが、実家が名古屋でよく帰るので、関西から中部が行動範囲です(*^-^*)

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