遊具がいっぱい!子育てしやすそうなバスクの街:ビルバオ

今回色々回ってきた中で、一番子育てしやすそう!という雰囲気に満ち満ちていたのが、スペインのバスク地方。行政が何かしているとか、子を預ける施設が整っているとか、そういうところまでは全然調べてなくて、根拠はないのですが感覚としては少なくとも、子育てしやすそうでした。
まず何しろ、町中に遊具のある一角が溢れているのにはびっくりしました。お散歩しているとすぐに、豪華な遊具にどーんとぶちあたるので、ちょっと子供を遊ばせるのに全く不自由しないのです。旅人の単なる感覚でしかありませんが、都市計画もちゃんとできているっぽくて、都心でも住みやすそうな環境があるように見えました。お金もありそうだし、人のしつけもちゃんとしているなあ(=悪い人があんまいなさそう笑)というイメージが。
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これはグッゲンハイム美術館の横を降りていくとある公園。いやー何しろ遊具が豪華すぎ。
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大人も遊びたくなっちゃうで〜〜〜っかいジャングルジムなんかもあってね。ネナたんほっぽらかして遊んじゃったけど。
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6歳から12歳までの子供たち用、って書いてありましたが。わたくし、大幅に年齢制限超えてました。
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こうやって川沿いに短い間隔で、遊び場がある。中心地しか歩き回ってないので、郊外だとどうなってるのかわかりませんが。郊外でもちゃんとしてそうな感じする。川の向こうは住宅地になっているっぽくて、いつ行っても家族がたくさんきててびっくりした。お父さん、お母さん揃っているんだよね。し、仕事はどーなってんの?ってうちも人のこと言えてないけどね。うちは夜帰ったらしっかりやってるよ!もしや、お宅も?
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これ金曜日の午後の模様。金曜日は半ドンとかそういうことなの?家族いすぎよね?どちらにしても、お父さんもお母さんものんびりみんなで子育てしている感じがいいなあ。
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他にもまあ、どこへ行っても、豪華な遊具のある公園がいっぱい!
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ちっちゃい子から(うちの子1歳9ヶ月時)
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結構おっきすぎる子まで(笑)みんな楽しく遊んでいます。
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あーここにもあった!という感じでいたるところにどどーんと現れるので、本当に過ごしやすかったです。どこの公園でもいつも誰かしらが遊んでいるので、旅の間でも、同じくらいの年頃の子たちと一緒に遊べてすごく良かった。
さて、こうやって子供を遊ばせやすい街の恩恵を受けていて気付きました。川沿いの近代的な道、街を走るトラム、遊具も何もかもそういえばみんな新しいのです。何でもビルバオはちょっと前までは、廃れた工業都市だったそうなのです。そういえば、ビルバオに行く、と言っていた時も、そこらへんのおばはんかおじさんかに「ビルバオなんてただの工業都市でつまんないよ、行くならサンセバスチャン」と言われたような気がしなくも。
これらは、1990年代から施行された、グッゲンハイム美術館の誘致を軸にした、ビルバオの都市再生プロジェクトだったのです。
都市再生、観光開発は万能か(有料記事のため途中までしか読めない)
スペイン ビルバオ市における都市再生のチャレンジ
国内外の事例にみる、文化・芸術を生かした『創造都市』
などなど、ビルバオの都市開発、なんかをキーワードに調べると、日本語でも面白い文献がたくさん出てきます。

グッゲンハイム美術館が1997年10月にオープンして以来、それまで観光資源が皆無だったビルバオへ観光客が急増する。開館5年で515万人が訪れ、直接的な経済効果として7億7500万ユーロをもたらしたのだ。その金額は、美術館建設費の約10倍に相当し、バスク州政府は投資額を3年で回収した計算になる。

と書かれている通りこの計画は見事に成功しており、観光客誘致にかなり効果を表しているそうです。今では他の諸外国の都市からも参考にされているようで、視察に訪れる人も多いみたい。日本の地方都市再生にもヒントになる部分がきっとたくさんあるのではないでしょうか。私たち家族のような単なる一個人が、「子育てしやすそう!」「暮らしやすそう!」と感じるくらいですので、グローバルに住みかを探す人も少なくない現代社会、ひょっとして都市再生が新しい市民を得、子供を増やすことにも間接的に繋がっているのかもしれません。実際、バスク地方は、子供が多いなあという印象を受けました。
ただし、こんなユートピアのような場所にも、問題(?)はありまして。バスク地方は雨が多いんだそうです。だからこそ緑も豊かなわけですが。
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郊外の大型スーパーの駐車場には、車を停めた後店までリーチする歩道の上に全て雨樋のついた屋根が貼ってありました。写真を撮ったこの日も大雨が降っていましたが、それだけ雨が多いってことなんだろうなあ。